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届いた請求書・注文書のPDFを、AIが読んで台帳に転記する

公開 2026-10-28 更新 2026-10-28 書いた人:濱口翔真(しょま)

届いた請求書や注文書のPDFを決まったフォルダに入れると、AIが中身を読んで、取引先・日付・金額・品目を台帳に書き込みます。ファイル名も「日付_取引先_金額」に揃えます。人がやるのは、転記された結果を見て確認することだけです。

こんな会社に

打ち込みそのものは単純ですが、枚数が多く、間違えると後で探すのが大変です。「何枚 × 何分」で時間が数えやすいので、私はAIに任せる最初の1業務としてこれを勧めています。

仕組み

  1. 届いたPDFを、決まったフォルダ(Googleドライブなど)に入れる。紙やFAXはスキャンして入れる
  2. AIがPDFを読み、取引先・日付・金額・品目を取り出して、台帳(スプレッドシートやExcel)に1行ずつ書く
  3. ファイル名を「日付_取引先_金額」の形に揃える。あとから探すとき、開かなくても中身が分かる
  4. 人は台帳を開いて、元のPDFと見比べて確認する。おかしい行だけ直す

人の操作は「フォルダに入れる」と「確認する」の2つになります。

自社ではどう使っているか

自社(EC・物流)では、毎月届く請求書のPDFを、この形で処理しています。AIがPDFを読んで、自社が発行したものか受け取ったものかを判定し、決めた命名規則でファイル名を付け直し、入金・支払いの予定として資金繰り表に登録するところまで進めます。私は、登録された内容を見て確認するだけです。

最初は「読んで名前を揃えるだけ」から始めても十分です。いきなり全部をつなげなくてよいと思います。

任せるところ・人に残すところ

AIに任せる人に残す
PDFを読んで項目を取り出す取り出した内容の確認
台帳への転記支払いの実行・振込
ファイル名を揃える取引先への問い合わせ・連絡
同じ請求書が2回入ったら知らせる金額や扱いの判断

支払いの実行や取引先への送信のように、お金が動く操作や外に出る操作は、人が押します。AIはそこまで手を伸ばさない設計にしておきます。

読み間違いの見つけ方

AIも読み間違えます。特にスキャンの画質が悪いもの、手書きの数字、消費税の内税・外税です。だから「確認するだけ」の確認を、次のような形で軽く続けられるようにしておきます。

「読めないときは空欄で止まる」が大事です。AIが推測で埋めると、確認する側が気づけなくなります。

自分で作るなら/頼むなら

自分で作るなら、最初はフォルダに入れたPDFを読んで、スプレッドシートに1行書くだけのものから始めてください。リネームも二重チェックも、あとから足せます。

頼むなら、今届いている請求書を数枚と、今使っている台帳の見本を見せてもらえれば、御社の書式に合わせて作ります。費用は作業の内容と枚数を伺って見積もります。

よくある質問

今使っているExcelの台帳はそのまま使えますか?

できるだけ今の列の並びに合わせます。スプレッドシートに移してもらうことが多いですが、Excelのままで続ける形もあります。

会社の請求書をAIに読ませても大丈夫ですか?

入力したデータがAIの学習に使われない形のサービスを使います。どの書類を扱うか、データをどこに置くかは、始める前に一緒に決めます。

手書きの注文書も読めますか?

読める場合と読めない場合があります。読めないところは空欄で止まるようにして、人が埋めます。まず御社の実物を数枚、試し読みしてみるのが早いです。

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